お金が貯まる「サシスセソ」 ~お金を貯める人は「稼ぐ力」より「節約力」と「適応力」がある~
年収が1000万円以上を稼ぐ人でも、無駄な買い物や贅沢するなど浪費をしていればお金は貯まりません。年収が300万円台しか稼いでいない人でも、節約しつつ楽しく生活をしながら1000万円以上の金融資産を保有している人はたくさんいます。
なかなかお金が貯まらない人は、完璧を求める、大儲けを考えるや臆病になるなど、お金や資産運用の情報に振り回されている場合が多いです。
稼ぐ力よりも現在の家計を把握して、無理なく効率よく節約を続け、コツコツと貯蓄や投資する「節約力」と「適応力」を高めることが、お金を貯める極意です。
今回は、「節約力」と「適応力」を高める方法として、上手に料理がつくれる調味料の順番である「サ(砂糖)・シ(塩)・ス(酢)・セ(醤油)・ソ(味噌)」と同じように、上手にお金を貯める「サシスセソ」をご紹介します。
サ=「サッパリした部屋にする」
先ずは、断捨離をして部屋をはじめクローゼットや冷蔵庫等の中をとにかくサッパリすることです。
サッパリとした空間を維持するためには、「欲しい」というだけで買い物をせず、本当に必要かを考えて買うことで、ムダな買い物がなくなり、節約に繋がります。
シ=「収入の範囲内で運用する」
仕事をがんばって収入を上げることも大切ですが、仕事のために家族の時間が無くなったり、ストレスで体調を崩したりすることの方が問題です。
今の収入の範囲内のお金で運用することが大切です。大儲けを考えて手元資金以上の投機(ギャンブル的な投資)で運用しないでください。
ス=「少しずつでも運用する」
先ずは、数年後に使う可能性のあるお金や生活に必要なお金は、元本保証がある預貯金に預けることを目標にします。
預貯金と併行して少しずつでも良いので、投資として株式、債券、投資信託等の高い利回りが期待できる金融商品で運用することが大切です。
具体的には、今の収入の範囲内で、節約して確保した貯蓄や投資に回せる金額を把握します。その金額から、少額でも良いので継続的に投資で運用し、残金を預貯金に預ける方法です。
セ=「積極的に運用する」
生活スタイルを大きく変えずに、ライフプランに応じたマネープランを進めるには、保守的な運用だけでなく、積極的な運用を組み合せることが大切です。
具体的には、投資として株式などを購入するときもリスク分散しなが ら、高利回りの商品でも運用する方法です。
バランスの取れた運用することで、将来の金融資産である貯蓄(預貯金)と投資(株式、債券、投資信託等)の金額は格段の差となります。
ソ=「相談する」
ファイナンシャルプランナーや金融機関など、専門家に相談することが大切です。
リスクなしで絶対に儲かる金融商品はありません。それがあれば皆さんが買います。大儲けできる可能性がある商品は大損するリスクもあります。
でも、相談すると、金融商品を進められて買わされそうな気がするなど、相談をためらう人もいます。
ファイナンシャルプランナーは、金融機関と違い金融商品を販売することによる利益やマージンはありません。
あくまでも、第三者として、あなた自身が購入するかどうかを判断するための材料を提供するなどの支援を行うものです。
お金が貯まる「サシスセソ」は、継続することが大切です。あなた自身にとって負担の少ない方法で、お金を増やしてください。
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